過去・いま・そして未来へ Vol.3
先週末は、私の祖母宅に泊まりに行ってきました。息子たちからするとひいばあちゃんです。御年84歳。息子たちの相手で疲れてしまうといけないので、私の母にも一緒に泊まってもらいました。
息子たちは、朝から晩まで1秒も止まることなく動き続け、ひいばあちゃんもビックリの元気さでした。帰宅後私はぐったり。。
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3回に渡って、今までの仕事について振り返ってきましたが、だらっとしてきたのでそろそろ締めに向かいます。
創業スクールって?
転職活動と並行して、起業について色々調べていました。
「起業」といっても、いきなり会社を起こすわけではなく、小さな商いをしたいと思っていました。具体的には、民間の学童保育所の開設です。自分がワーキングマザーになってみてはじめて、その大変さを痛感し、働くお母さんのサポート事業をしたいなと思ったのです。そして、塾講師の経験を活かしつつ、家庭と仕事を両立できる形はないかと模索した結果です。
何から始めればいいかも分からない状態だったので、市役所の商工課に相談しに行きました。そして、商工会議所主催の創業スクールのことを教えてもらい、開始のタイミングもばっちりだったことから、申し込むことにしました。
創業スクールとは
創業時に必要となる「経営に関する知識・ノウハウ」及び、「起業・事業運営に伴う各種手続き」「資金調達」などの実務ポイントを一体的かつ体系的に学習できるカリキュラムとなっています。またビジネスプランの作成支援を実施し、創業を希望する方が受講後、速やかな創業をできるようサポート致します。
本年度も開講しますよ。中小企業庁からの援助が入っているため、私が受講したベーシックコースは受講料 ¥10,800でした。
初回でやられた!商いって面白そう!
で、その創業スクールの初回…未だにあの時の感動と興奮を忘れられずにいます。
一番は、講師であった渋谷先生のアツいトーク!!
「商いは小さくはじめて、大きく育てる。」
「商売では、顧客の、トク・ラク・便利・面白い!を提供する。」
などの心得を、ユーモアと実例たっぷりに紹介してくださり、心にグサグサきました。
毎回楽しみだった講義内容については、当時のメモをもとに近々もう一記事書いてみようと思います。
先生の出版本。
他にも、流山市長のいざきさんが来て市のマーケィテング戦略について語ってくださったり、流山発の大企業・ファンケルの歴史を教えてもらったり。
初回から、「商いって、面白そう」と思える盛りだくさんの内容でした。
事業計画の作成で見えてきた現実
順調に講義をこなし、徐々に作られていく事業計画。
そこで見えてきたのは、開業までの壁と開業してからの壁でした。
民間の学童保育所を新たに開設しようとする場合、イニシャルコストがかかります。その試算が現実味を帯びてきてきて、怯む私。。
そして、開業した場合に問題となるのは、夜遅くまでの預かりとなった場合の、息子たちの保育園の送迎。
これらの問題は、いくらでもやりようはあります。
お金を借り入れる。
夜間の人員を雇う。
保育園送迎を代わってもらう。などなど
でも、「そうまでして自分は今学童をやりたいのか?」と問われたら、答えはノーです。お金の問題もそうですが、息子たちの生活を犠牲にして夜遅くまでお子さんを預かるというのは、本末転倒というか、自分の意に反します。
こんなテーマで
こんな計画まで作れるようになりました。
同志にも手伝ってもらって作成した事業計画。これを作成したおかげで、いろいろ学び、現実を知ることができました。
学童の創業は見送ったけど、、
今は、学童の創業は無理だ!と悟った私。
しばらく転職先でお世話になるつもりだったんですが、一度心に火がついたら、そう簡単には消せません。
学童でなくても、仕事をやりながらでも商いはできる。
やってみたいことはたくさんある。
転職先が副業禁止だったため、ひじょ〜〜に条件的には恵まれた時短正社員でしたが、この度退職を決意したのでありました。
当面は、生活費を得るべく派遣で事務のお仕事をしつつ、知人が経営する民間学童保育所でボランティアをします。
過去〜いまについてのお話終わり!ラストは楽しい未来の話!
つづく。