「まえ」と「うしろ」がわかった日
見てて不思議な感覚になりました。
入浴後、裸で部屋のジャングルジムに登った弟。
片手を離し、
前方を指差し、
「まえ〜 まえ〜」と言った。
その後、後ろを振り返り
「まえ〜? まえ〜?」と聞いてくるので、
「うしろ うしろ」
と私が言うと、「うしろ〜」と繰り返した。
次からは、前方を指差し「まえ〜 まえ〜」、後方を指さし「うしろ〜 うしろ〜」と何度も叫んでいました。(その後、このやりとりを兄ともすることに)
あ、今、前と後ろが分かったんだなって。
名前を覚えるのと違い、「まえ」という目に見えた物はありません。
それゆえ「前後」「左右」などの言葉は感覚的です。
私、今はどうやったって右は→だし、上は↑です。右がどちらか分からないという感覚を思い出すことはできません。
でもつい最近まで、息子たちの中にその感覚はなかった。
その理解を取得した瞬間を垣間見た感じがして、
しかもそれが裸でジャングルジムの上で、というなんともシュールな画で展開されたので、なんとも言えない不思議な気持ちになりました。
ちゃんちゃん
今年最初のバーベキューをしました。